技術&営業の武勇伝 どえらいヤツら
- アウトロー 小西健司
- ハッタリ 中村大樹
- 猪突猛進 田中圭
- 無鉄砲 赤松央章
- がんこ 森本麻莉
- 必殺芸 上西潤也
- 情熱 松尾浩史
通信線が通るトンネル内に、火災や水害などのトラブルが起こっていないかどうかを監視する装置を、あるメーカーの依頼を受けて製作することになったんです。僕は、その制御関係を取りまとめる責任者を任されました。 制御については、簡単にいえばパソコンでコントロールする部分と、PLC(プログラマブルコントローラー)という制御コントローラーで行う部分と2つあるわけですが、僕がこれまでの仕事でやってきたのはPC側のもの。 PLCはほぼ初体験。お客さんであるメーカーの担当者さんは、今回のPLC制御に大きな期待をしてくれてましたから、「いや、初めてで」とは言えない。 技術的に込み入った話になっても「ああ、なるほどそうですね」とか言いながら、さも知り尽くした顔をして、会社に帰って調べて、試しての繰り返し。お客さんも「こいつよく知らないかも」と見抜いていたかも知れませんけど(笑)。 初期調査から、新たな装置の設計、開発、テストから完成まで足掛け4年。装置の売上は合計8億円ぐらいだったかな。わが社の中でも、かなりの大仕事でした。全国に500台ほどを、数年かけて順次導入していく予定です。 おかげさまで、ずいぶんPLC制御にも詳しくなりました。それと、かなり図太くなった。もともと人と話すのが苦手で、入社した頃はお客さんと話すと声が震える人間だったんですけどね。


中村大樹 31歳 2003年入社 理工学部精密機械工学科卒
人と話すことに向かないと思った親や周囲の反対を押し切って、苦手な営業も挑戦できるからという理由で技術商社の立花エレテックに入社。 理系ながらもパソコンが苦手なのに、ソフト開発の担当に。なんとかなるさと楽天的な性格が幸いして、ともに克服して、現在は制御開発の中堅リーダーに。仕事上の大切にしていることは、「ゴールを変えないこと」。

