ポリシーを抱いて生きろ 渡邊武雄 トップメッセージ

渡邊武雄 代表取締役社長

暴れん坊伝説

不渡り小切手つかまされて、カシミアセーターで失敗して。

僕は入社して10年、人事だった。どうしても営業がやりたくて、33歳で営業になった。当時、これからはアジアだと思っていたから、海外をやらしてほしいと当時の社長に直談判した。社長は反対。 押し問答の末に、「3年間自由にやらせてほしい、アカンかったらクビでもええ」とタンカをきって、海外部門を任してもらうことに成功した。まあ、いろいろあったわな。 学生時代、親の商売の手伝いで集金業務をやっていたときに「いつか絶対に役立つ」と思って小切手の扱い方を覚えた。自信があったばかりに、海外の商習慣をよく知らずに不渡りの小切手をつかまされてしまった。あれは参ったな。 技術商社だけどウーロン茶を輸入してみたら大ヒットして、調子に乗ってカシミアのセーターを輸入したら大失敗したり(笑)。でも、あきらめずにやれば道は拓ける。銅線を売る仕事で大儲けして海外事業が黒字化した。 この仕事は、銅線について素人だった僕が、利益率を低く設定してしまったが故に思わぬ大繁盛につながった。怪我の功名。それ以降、半導体工場がアジアに進出する時流にも乗り、海外事業は立花エレテックの大きな柱に成長していった。 確かに僕の場合は暴れすぎかもしれんけど、自分で考えて主体的に動かないと何もおもしろくない。そうやろ?諸君。

小西健司

PROFILE

渡邊武雄 代表取締役社長 1968年入社

入社時から無頼で名をはせる。1993年4月海外本部長、1996年6月取締役海外本部長を経て、2000年6月に代表取締役社長に就任。2005年には東証・大証一部上場を果たす。数々の改革を実施し、今なお社内では「暴れん坊社長」と呼ばれている。