Environment(環境)

基本理念

当社は、環境問題が地球的規模の広がりを持つとともに将来にも影響を与える長期的な問題であることを認識し、健全な事業活動を通じて、社会・経済の発展と地球環境との共生「持続可能な発展」の実現に向け努力いたします。

企業行動指針

1 資源・エネルギーの有効利用

資源・エネルギーの有限性を認識し、その有効利用に努めるとともに事業活動を通じて社会に貢献いたします。

2 環境関連法規の順守

事業活動の遂行にあたっては環境関連法規と当社が同意するその他の要求事項を順守し環境汚染の予防に努めます。

3 環境マネジメントシステムの充実と改善

この環境方針に従い、環境目的、目標を設定し、実施するとともに、定期的な見直しを行い、継続的な改善に努めます。

4 環境方針の周知と公開

この環境方針を全社員に周知するとともに、社外にも公開いたします。

環境マネジメント体制

当社は、2001年からISO14001を国内全事業所などで認証取得し、地球環境保護に向けて継続的に取り組んでいます。運営にあたっては下図に示す体制で、社長をトップとし、年間計画のもと、全社でPDCAによる改善を実行し、スパイラルアップを図っています。

環境マネジメント体制図

事業の環境負荷低減

化学物質管理の取り組み

当社は、正確な情報提供を通じて、お客様の環境対応を支援しています。取扱商品に含まれる化学物質に関する情報は総務コンプライアンス部が一元管理しています。製品に含まれる化学物質についてお客様からお問い合わせがある場合は、仕入先より入手した情報を100%回答するとともに、お客様の要求事項に適合すると確認が取れた商品についてはその旨の承認をしています。なお、当社取扱品の95%は、人体への影響を考慮したRoHS指令に対応する製品となっています。お客様から非RoHS品の要望もあり、これが切り替えの上限となっています。このような対応は、当社が独自に設けた「製品含有化学物質管理規程」に基づく化学物質管理システムを適正に運用・推進しており、製品含有化学物質管理ガイドライン(JAMP 提供)に基づき自己適合宣言を行っています。
また、お客様からの化学物質管理監査のご要求の窓口として監査をお受けしております。社内的には、化学物質管理に関する各種教育を継続的に実施し指導・啓発に努めています。また、2011年度からは海外子会社の化学物質管理システムの構築と運用を支援しています。
さらに、紛争鉱物調査がUSAドッド・フランク法により本格化しており、当社はその対策方針に同意し、取扱製品に含有される紛争鉱物の使用状況確認を実施してお客様に報告しています。

オフィスの省エネ

当社は、省エネ支援機器・システムを積極的にラインアップし、「製品+省エネ技術」を提供することで、お客様の節電・CO2削減に貢献してきました。また自らも省エネを徹底しており、その一環として自社オフィスビルに消費電力が少ないLED 照明を導入しています。2012 年9月には、本社ビル全館でLED照明の交換を完了。これによりビル全体の電力消費量を大幅に削減しました。これからも電力消費量削減に努めていきます。

電気使用量

事業・サービスを通じた環境負荷低減への取り組み

環境配慮型製品の販売拡大

“資源・エネルギーの有効利用を推進し環境配慮型製品の拡販を通じて社会に貢献する”という方針のもと、太陽光発電、LED照明、高効率産業用機器、空調・ビル設備品など環境保全に効果的な環境配慮型製品のラインアップを拡充し、拡販に努めています。
2019年は対象機種の見直しにより売上高が大きく伸長しました。

環境配慮型製品売上高

太陽光パネル ~創エネでクリーンエネルギー社会の実現に寄与

エネルギーを節約する「省エネ」だけではなく、積極的にエネルギーをつくり出す「創エネ」に期待と関心が高まっています。なかでも発電の際にCO2を排出しない太陽光発電システムは、一般住宅用・産業用ともに設置が進んでいます。
当社では、太陽光発電の専門部隊をいち早く立ち上げ、技術・ノウハウを蓄積、導入支援とお客様の設置環境・規模に応じた最適設計で需要に応えています。

LED照明 ~社内外での普及拡大を推進

LED照明は、消費電力が少なくて寿命も長いという経済性だけでなく、「発熱が少ない」「有害物質を含まない」「虫が寄りにくい」などの特長があります。当社は「LED照明販促プロジェクト」を立ち上げて、数多くのお客様の節電・コスト削減をサポートしてきました。また自社・グループ会社でもオフィスなどのLED化を積極的に進め、社内外での普及拡大に取り組んでいます。
本社1F展示場に高天井用LED照明を常設展示し、LED照明の拡販をサポートしています。

太陽光電池+蓄電池を使ったBCP 策~低炭素社会の実現にも貢献~

低炭素化社会やカーボンニュートラルの実現に向けた環境配慮意識の高まりによって、大陽光発電設備の需要が高まっています。加えて、近年多発する大規模自然災害への備えが欠かせないことから、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対策の一環として重視されています。
当社では、太陽光発電とリチウムイオン蓄電池を組み合わせた発電設備の導入を積極的に提案しています。蓄電池を太陽光発電システムと連携させることで、発電して余った電力を蓄電池に蓄えたり、発電量の少ない時間帯には蓄電池から電力を供給したりするなど、天侯や時間帯に左右されない効率的な運用が可能です。災害時には、非常用電源として電力を供給します。さらに、電気自動車や急速充電器と太陽光発電を組み合わせることで、太陽光発電により蓄えられた電気を電気自動車にも供給することが可能に。非常時には電気自動車の電気を建屋内に供給することができ、より一層効率的なエネルギー運用が実現します。今後も、低炭素化社会の実現に向けて、再生可能エネルギー製品の普及に取り組んでいきます。

太陽光発電+リチウムイオン蓄電池システム

快適な暮らしと省エネを実現するHEMS

さまざまな家電をネットワークでつないで快適な暮らしと省エネを実現するのが、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)です。
当社は大型タワーマンションや分譲マンションなどに、関電グループ会社を通じてHEMSを納入。スマート電化マンションの実現を支えています。

アジア地域で空調機器の省エネをサポート

東南アジアや中国南部では、工場の電気代の40%近くが空調に消費されると言われます。
当社グループは、海外拠点の共通戦略商品として、エアコン、冷凍機の稼働状況を常時監視し、省エネ制御する製品「Be・ONE」を2014年から販売。電力不足に悩むアジア各国の省エネ推進に寄与しています。

節電ビジネス ~多様な節電ソリューションを提案

当社は、「節電のプロ」としてお客様に節電ソリューションを提案しています。
LED 照明、太陽光発電はもちろんのこと、オフィスや建屋、各種機器をきめ細かく点検・分析し、空調室外機の清掃や散水、屋根用断熱塗料、オンデマンドコントロール、サーバーの省電力化など多様な切り口でソリューションをラインアップ。これらを「節電対策とらの巻」などの小冊子にまとめ、お客様へ提案することで電力消費の少ない社会を目指しています。

工場の省エネを総合的にサポート

当社では、工場全体の環境負荷低減に役立つ省エネ支援機器・システムを豊富にラインアップ。「製品+省エネ技術」を提供することで、お客様の節電・CO2削減に貢献しています。
例えばエネルギー計測ユニット、省エネデータ収集サーバーで自動収集したエネルギー使用量、生産高、設備の稼働状態を「見える化」することにより、エネルギーロスを発見、さらにはWebによる「いつでもどこでも見える化」も可能にします。
これら省エネ支援機器・システムに加えて、エネルギーロスを最小限にとどめる受配電設備や、高効率トランス、高効率モーター、省エネインバーター制御盤などを組み合わせて、トータルで省エネ化プランを設計し、提供しています。
もちろん、システムのメンテナンス性・操作性の向上、モジュール化による納期短縮など工場を知る「省エネのプロ」の視点での提案で、お客様の省エネ活動を強力にサポートしています。

省エネデータ収集サーバー

高効率トランス

高効率モーター

省エネインバーター

モーター交換で大幅な省エネを実現

工場における電力使用量の多くは、モーター類を介して消費されているといわれます。従って、モーターを最新機種に更新することは生産効率を高めるだけでなく、工場の大幅な省エネにつながります。
これからも当社ではモーター交換のシステム受注を拡大し、お客様の省エネと生産効率向上に貢献していきます。

モーター交換工事の受注件数と台数(累積)

関西空港にメガソーラーを納入

当社では、エネルギーをつくり出す「創エネ」として、発電時にCO2を排出しない太陽光発電設備を提供しています。蓄積した技術・ノウハウをもとに、あらゆる環境や規模に応じた最適設計を実現しています。
当社は2020年1月、関西空港第2ターミナルビル屋上に太陽光発電設備を竣工しました。226m×100mの関空第2ターミナルビルの屋根上に4,180枚のパネルを設置。年間1,300kWhの発電が可能になります。規模の大きい太陽光発電設備であることに加え、他システムと信号を共有するなど複雑なシステム工事になりましたが、FAシステムソリューション部門と施設システム部の協力により完成しました。
また、関西空港内の飛行機の離発着が頻繁に行われる制限区域内での施工でしたが、安全に短期間でトラブルなく竣工でき、信頼獲得につながりました。

環境負荷を低減する技術を子どもたちに伝える「環境出前授業」

当社では、子どもたちに地球環境への負荷を低減する技術への関心を高めてもらうため、お取引先さまと協力しながら、社員が講師を務める「環境出前授業」を実施しています。実施にあたっては、小学校はもちろん、NPOや児童福祉施設など、さまざまな組織と連携しながら、子どもたちの学びの機会を提供しています。
これらの「環境出前授業」では、風力や太陽光で発電する模型自動車でレースをするなど、体験を通じて学べる工夫をあちこちに凝らしています。2019年度は、計3回開催し、約140人の子どもたち・保護者にご参加いただきました。

風力発電を学ぶ

LED 照明と白熱電球の違い

さまざまな発電方法について学ぶ

静電気実験

日程 場所 参加者
2019年5月 京都府立桃山学園※(京都市伏見区)
※「障がい児入所施設」と「児童養護施設」を併設した児童福祉施設
施設入居や地域の小学生、その保護者約40人
2019年8月 NPO法人CREATIVE ADVENTURE(クリエイティブアドベンチャー)主催
夏休みイベント(京都府向日市)
京都府向日市の小学生25人
2020年2月 京都市立藤ノ森小学校(伏見区) 同小学校の4年生77人